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OCTフォーラムが米国がん協会のブログで紹介されました

2014年1月20日

OCTフォーラムが、本キャンペーンパートナー団体の米国がん協会のブログ(英語)で紹介されました。

[日本語訳]

「キャンサー・サバイバー・フォーラム日本で開催」
ローレン・ロゼンタル、グルーバル・ヘルス・プログラムマネージャー、米国がん協会

がんは日本で30年以上にわたり死因の第一位です。しかしながら、がんによる死亡率は医学の進歩や啓発活動により少しずつ下がっています。今はがんと共にどう生きるかを考える時代に入って来たと言えるでしょう。

米国がん協会とリブストロング財団は日本医療政策機構とともに草の根の患者活動支援キャンペーン「Over Cancer Together」を支援しました。このキャンペーンは、研修等を通してがんサバイバーが自身の体験について公の場で話すことを支援しました。
このキャンペーンでは、がん患者のみならず、その家族や友達、ケアをする人すべてをがんサバイバーと呼びます。

キャンペーンのハイライトの一つ、サバイバーフォーラムが2013年12月7日に開催されました。このフォーラムではがんサバイバーの体験を通して、キャンサー・サバイバーシップ(がんと共に生きること)の問題への関心を高めること、サバイバーがアドボケートとなりがん対策の政策策定プロセスに関わるために支援することを目的としました。フォーラムではがんサバイバー、政策決定者、医療提供者、地方行政関係者が知見を発表し、共有しました。会場には180名来場し、USTREAMでも配信されました。

Over Cancer Together キャンサー・サバイバー・フォーラムは大成功に終わりました。
サバイバーは自分たちの体験をもとに政策決定者、医療者、メディア、そして広く一般国民にサバイバーが直面する問題について共有しました。提起された3つの主な問題はサバイバーをとりまくコミュニティー(家族や仕事)、治療や副作用・生活設計、そして社会における偏見でした。3つの課題に共通するテーマは正しい情報や支援へのアクセス、サバイバーと一般人とのコミュニケーションでした。サバイバーの体験談は「Call to Action」としてまとめられ、これから日本をより良い社会へと変えるための大事なメッセージを多くの人へ伝えていきます。

OCTキャンペーンは日本ですべての国民ががんと立ち向かい、がんに屈しない社会を実現することを目的としています。キャンペーンはがんについてもっと知ってもらい、がんサバイバーが偏見に立ち向かうことを支援する鍵となるでしょう。

アメリカがん協会とリブストロング財団は2009年よりこのプログラムで恊働しており、このような研修やキャンペーンの支援を南アフリカとメキシコで行っています。