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生かされた命(河出野恵さん)

2013年12月19日

私は、河出野恵と言います。
私が6歳の時に4歳半上の姉が急性リンパ性白血病に、私が、7歳の時に私自身が、悪性リンパ腫のホジキン症になりました。私は、ブドウ膜炎という病気と一緒にホジキン症を発症しました。
母親の発見が早く、ステージ1未満で見つかり、進行させてから、半年後に治療を開始しました。
約半年治療をしました。その後、姉が15歳で骨髄移植後、亡くなりました。
私は、12歳の時に、血小板減少性紫斑症が見つかり1年半位治療しました。
20歳の時に、橋本病になりました。どれも発見が早く、キツイ治療はしなくてすみました。
でも、免疫系統の病気にはなりやすいと言われています。
事情があり現在22歳ですが、就職はしていません。
がんの子供を守る会と関わりがあり、スマートムンストンキャンプにボランティアで参加したりしています。
アフラックペアレンツハウス大阪で毎週木曜日にボランティアとして、清掃や壁面飾りや、お部屋準備等をお手伝いさせていただいて、二年が経とうとしています。
私は、治療が終わったから「良かったね」じゃないと思います。
そこから人生を再スタートを切ると思います。なので、長期フォローアップは大事だと思います。
将来は、サバイバー同士の会を大阪で作ったり、したいです。
大阪に住んでいるので、そこで、何かボランティアをしたいです。
書道を子供たちに教えたいなとも思っています。
私は、不幸とは思っていません。
暗い感じのはなしですが、ポジティブに生きたいと願っています。

(河出野恵さん 20代)