OCT 11期 平山愛恵さんの研究がJMIR Cancer に掲載
2026年6月10日
平山愛恵さんが研究していた「日本のがん患者の情報探索行動とコミュニケーションに関する嗜好の研究」が、がんサバイバーシップとデジタルヘルスに関する査読付き国際誌である「JMIR Cancer」へ公開されました。
本研究では主にがん患者さんがどのような情報を調べ、どの情報を信用しているか?ということを中心に調査を行いました。
その中でがんと向き合う中で感じる「不安」や「情報の探しにくさ」は性別や今の治療状況によって、
悩みの傾向が大きく3つのタイプに分かれることが分かりました。
治療中の方: 情報を一番必要としている一方で、探すことへの難しさや負担を最も強く感じています。
経過観察中の男性: 主治医の先生との関係をとても大切にしており、
先生との対話を支えてくれるサポートを求めています。
経過観察中の女性: 病院以外の情報源も上手に信頼し、幅広く活用しています。
この結果から、これからの医療には「一人ひとりに合った情報の届け方や相談窓口」を作っていくこと、
そして医療者やサービスを提供する側が、もっと患者さんに寄り添った仕組みを作っていく必要があると考えています。
「患者さんと医療者をつなぐ大切さ」は、これまでのOCTの発表でもお伝えしてきましたが、
今回の研究成果は「PubMed」という世界的な医学論文のデータベースにも掲載され、世界中の研究者の方にも読んでもらえるようになりました。
これにより、日本国内だけでなく、世界中の研究者やがんサバイバーを支援する人たちに、皆さんの大切な声が届くようになります。
これからも、誰もが安心して自分に合ったサポートを受けられる未来を目指して、発信を続けていきます。