東京・三宿中学校
2015年10月28日
9月26日(土)、世田谷区で、初の「がん体験者によるがん教育」の授業が三宿中学校の3年生100人を対象に行なわれました。
講師はOCTセミナー第2期修了生でもある関口陽介さん、28歳。関口さんは中学校、高校時代は医者にかかることもなく部活のバレーボール中心の生活でした。ところが7年前お腹に痛みを感じ、小児がんのひとつである横紋筋肉腫と診断を受けました。
1年4ケ月に及ぶ入院を経て普通の生活に戻った体験を話され、がんというと高齢者の病気!がん患者というと脱毛していたり弱々しいイメージ!という生徒の皆さんにとって関口さんの体験は人ごとではなくがんを身近に感じる機会になったようです。
あわせて、がんに罹患する人の割合、がんの予防に関することをについてもお話をしました。
がん患者は決して「特別」な存在ではなく普通に暮らし、身近に存在しているということを伝えたこの授業に、生徒の皆さんは最後まで熱心に話を聞き関口さんに熱い拍手を送りました。